日米野球80年〜80年前ベイブ・ルースら全米チーム来日＆すごい審判・二出川の話 [野球]
大歓迎を受けた80年前の全米選抜チーム
オロオロさん 日米野球が始まったわね。
ジタバタ氏 ああ、メジャーの選抜チーム対侍ジャパンね。
オロオロさん アメリカのメンバーはどうかな？って心配したけど、マリナースのカノとか、両リーグの首位打者とか、そうそうたるメンバーが来日してくれたわね。
ジタバタ氏 逆に言えばありがたいよ。わざわざオフシーズンに野球しにきてくれるんだからなあ。試合をすればケガするかもしれないし…。
オロオロさん そういえば、今から80年前にも全米選抜チームが来日したんだって。
ジタバタ氏 そうだよ。だからそれを記念してメジャー選抜チーム対巨人・阪神連合チームの試合が11日にあったろ。
オロオロさん はいはい、巨人・阪神は80年前のオールニッポンの復刻ユニフォームを着てたわね。
ジタバタ氏 80年前は全米の圧勝だったんだろうけど、今は何とか勝負になってる。12日の侍ジャパンは２−０で勝ってるしな。
オロオロさん 80年前は全米選抜が18戦全勝よ。
ジタバタ氏 昔は船で来たんだろうから、時差ぼけはないしな。でなきゃ１勝くらいはできたかも。
オロオロさん なにしろ２週間かけて船で日本に来たそうよ。来日後は歓迎攻めで、「銀座の通りは何キロにも及ぶ歓迎の列が並び、英雄のような扱いを受けた」とはベイブ・ルースの言。
ジタバタ氏 ほー！
オロオロさん とにかくベイブ・ルース人気がすごかったそうで、行く先々の球場は超満員。日本中が沸き返ったそうよ。
ジタバタ氏 そうだろうな。今だに伝説のスーパースターだもんな。当時もベイブ、ベイブで相当なもんだったことは想像できるよ。
オロオロさん ベイブ・ルース（34年の成績：.288／21本塁打／84打点）以外にもルー・ゲーリック（同.363／49本／165点）、ジミー・フォックス（同.334／44本／130打点）、アール・アベリル（.313／31本／113打点）、チャーリー・ゲーリンジャー（.356／11本／127打点）といった野手やレフティ・ゴメス（26勝５敗／2.33）、アール・ホワイトヒル（14勝11敗／4.52）といった投手陣などそうそうたるメンバーだったそうよ。
ジタバタ氏 対する日本チームは？
オロオロさん 野手が水原茂（のちの巨人監督）、三原脩（のちの西鉄監督）、苅田久徳（名二塁手）、二出川延明、ピッチャーは当時17歳の沢村栄治（巨人永久欠番14番）、スタルヒン（シーズン最多記録42勝）、浜崎真二（中日・山本昌が破るまで最年長勝利記録保持者）など。
ジタバタ氏 いや、日本側も有名な人ばかりだな。二出川ってのは戦後パリーグの審判でならした二出川じゃないかな。
あたふた君 俺がルールブックだ！
ジタバタ氏 そうそう、それだよ。
あたふた君 1959年（昭34）７月19日の大毎（現ロッテ）対西鉄（現西武）の８回裏、大毎１−０で無死走者１塁、送りバントを拾った稲尾投手の２塁送球がセーフとなった。同時セーフとの判定に三原監督が猛抗議、二出川審判部長に詰め寄って「ルールブックを見せろ」と言ったら「俺がルールブックだ！」と言って三原を引き下がらせたというエピソードとか、ど真ん中の球をボールと判定したとかのエピソードを残してるね。
オロオロさん えっ！ど真ん中がボール！？
あたふた君 「プロのエースのストライクにど真ん中はない！」って言ったとか。
ジタバタ氏 あっはっはっは。
オロオロさん すごい審判が昔はいたのね〜！
あたふた君 あと、本塁クロスプレイでアウトにしたことがあったんだが…
オロオロさん ふむふむ。
あたふた君 キャッチャーはタッチしてないと相手から猛抗議を受けた。しかし判定は覆らず。だが翌日の新聞にタッチしてない写真が載った。それを見た二出川審判は、「これは写真が間違っている」と言ったそうだよ。
オロオロさん へー！二出川さん面白ーい！
ジタバタ氏 ちょっと待て！二出川さんって、日米野球の話どこいっちゃったんだよ！
オロオロさん あっ！そうだった！
あたふた君 俺が日米野球だ！
ジタバタ氏 んなわきゃねーだろ！
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オロオロさん 日米野球が始まったわね。
ジタバタ氏 ああ、メジャーの選抜チーム対侍ジャパンね。
オロオロさん アメリカのメンバーはどうかな？って心配したけど、マリナースのカノとか、両リーグの首位打者とか、そうそうたるメンバーが来日してくれたわね。
ジタバタ氏 逆に言えばありがたいよ。わざわざオフシーズンに野球しにきてくれるんだからなあ。試合をすればケガするかもしれないし…。
オロオロさん そういえば、今から80年前にも全米選抜チームが来日したんだって。
ジタバタ氏 そうだよ。だからそれを記念してメジャー選抜チーム対巨人・阪神連合チームの試合が11日にあったろ。
オロオロさん はいはい、巨人・阪神は80年前のオールニッポンの復刻ユニフォームを着てたわね。
ジタバタ氏 80年前は全米の圧勝だったんだろうけど、今は何とか勝負になってる。12日の侍ジャパンは２−０で勝ってるしな。
オロオロさん 80年前は全米選抜が18戦全勝よ。
ジタバタ氏 昔は船で来たんだろうから、時差ぼけはないしな。でなきゃ１勝くらいはできたかも。
オロオロさん なにしろ２週間かけて船で日本に来たそうよ。来日後は歓迎攻めで、「銀座の通りは何キロにも及ぶ歓迎の列が並び、英雄のような扱いを受けた」とはベイブ・ルースの言。
ジタバタ氏 ほー！
オロオロさん とにかくベイブ・ルース人気がすごかったそうで、行く先々の球場は超満員。日本中が沸き返ったそうよ。
ジタバタ氏 そうだろうな。今だに伝説のスーパースターだもんな。当時もベイブ、ベイブで相当なもんだったことは想像できるよ。
オロオロさん ベイブ・ルース（34年の成績：.288／21本塁打／84打点）以外にもルー・ゲーリック（同.363／49本／165点）、ジミー・フォックス（同.334／44本／130打点）、アール・アベリル（.313／31本／113打点）、チャーリー・ゲーリンジャー（.356／11本／127打点）といった野手やレフティ・ゴメス（26勝５敗／2.33）、アール・ホワイトヒル（14勝11敗／4.52）といった投手陣などそうそうたるメンバーだったそうよ。
ジタバタ氏 対する日本チームは？
オロオロさん 野手が水原茂（のちの巨人監督）、三原脩（のちの西鉄監督）、苅田久徳（名二塁手）、二出川延明、ピッチャーは当時17歳の沢村栄治（巨人永久欠番14番）、スタルヒン（シーズン最多記録42勝）、浜崎真二（中日・山本昌が破るまで最年長勝利記録保持者）など。
ジタバタ氏 いや、日本側も有名な人ばかりだな。二出川ってのは戦後パリーグの審判でならした二出川じゃないかな。
あたふた君 俺がルールブックだ！
ジタバタ氏 そうそう、それだよ。
あたふた君 1959年（昭34）７月19日の大毎（現ロッテ）対西鉄（現西武）の８回裏、大毎１−０で無死走者１塁、送りバントを拾った稲尾投手の２塁送球がセーフとなった。同時セーフとの判定に三原監督が猛抗議、二出川審判部長に詰め寄って「ルールブックを見せろ」と言ったら「俺がルールブックだ！」と言って三原を引き下がらせたというエピソードとか、ど真ん中の球をボールと判定したとかのエピソードを残してるね。
オロオロさん えっ！ど真ん中がボール！？
あたふた君 「プロのエースのストライクにど真ん中はない！」って言ったとか。
ジタバタ氏 あっはっはっは。
オロオロさん すごい審判が昔はいたのね〜！
あたふた君 あと、本塁クロスプレイでアウトにしたことがあったんだが…
オロオロさん ふむふむ。
あたふた君 キャッチャーはタッチしてないと相手から猛抗議を受けた。しかし判定は覆らず。だが翌日の新聞にタッチしてない写真が載った。それを見た二出川審判は、「これは写真が間違っている」と言ったそうだよ。
オロオロさん へー！二出川さん面白ーい！
ジタバタ氏 ちょっと待て！二出川さんって、日米野球の話どこいっちゃったんだよ！
オロオロさん あっ！そうだった！
あたふた君 俺が日米野球だ！
ジタバタ氏 んなわきゃねーだろ！
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