ペケポンで出題された、昭和ギャグランキングが懐かしく面白い。「ゲロゲ〜ロ」は圏外 [お笑い]
１位は谷啓（クレイジーキャッツ）の「ガチョーン」
オロオロさん こないだTVの「ペケポン」（フジテレビ系金７）観てたら「昭和の国民的ギャグランキング」ってゆうのが出題されてたけど、あたし殆どわかんなかったの。解説してくれる？
あたふた君 あっそう、いいよ、って言いたいとこだけど、俺平成生まれだからなあ。
ジタバタ氏 うそつけ！充分昭和だろ！戦前だろ。
あたふた君 そんなこたねーけど、だいたいわかるかも。
オロオロさん まず、１位「ガチョーン」。
あたふた君 こりゃ、クレイジーキャッツの谷啓のギャグだよ。ナンセンス・ギャグで、都合悪くなると「ガチョーン」でごまかす。
オロオロさん ２位は「コマネチ」。
あたふた君 これはビートたけしの股が切れ上がってる格好をしながら言うギャグ。オリンピック体操のルーマニアのコマネチからとったんだよ。他に「アンドリアノフ」ってのもあった。これもオリンピック体操男子のロシアのアンドリアノフからとったんだけど、下ネタだな。
オロオロさん ３位は「しぇー」。
あたふた君 赤塚不二夫原作の『おそ松くん』に出てくるイヤミのギャグだな。これは大ヒットした。ギャグ漫画の天才・赤塚不二夫は他にもたくさん、ギャグをヒットさせたね。
ジタバタ氏 「これでいいのだ」「ニャロメ〜」
オロオロさん あっ、それ知ってる。次は４位で「オヨビでない」
あたふた君 これはクレイジーキャッツの植木等のギャグだね。まったく関係ないところへ関係ない男が出てきて関係ない話をして、「およびでない？こりゃまた失礼いたしました！」って帰っていって、残された者はひっくり返る……面白かったなあ！
ジタバタ氏 日曜夜にやってた「シャボン玉ホリデイ」の１コーナーだった。
オロオロさん 次は５位、これはあたしも知ってる「ちょっとだけヨ〜」。ドリフの加藤茶のギャグよね。あたしも小さい頃観てたわ。
ジタバタ氏 「８時だよ、全員集合！」だな。
オロオロさん ６位は「しらけ鳥飛んでいく〜」。
あたふた君 小松政夫だな。♪しらけ鳥飛んでいく〜南の空へ〜みじめみじめ、って続くんだ。
ジタバタ氏 「見ごろ!食べごろ!笑いごろ!」って番組だよな。小松政夫はすごいぞ。作り出したギャグは86個だと。「わたし、やめさせていただきます」とか、「おせーて、おせーて」「小松の親分さん」」「表彰状、あんたはえらい！」とか、きりがねーよ。
あたふた君 伊東四朗と一緒にやった「電線音頭」も流行ったな。この小松政夫は植木等の付け人だったんだよな。
オロオロさん へー！昭和のお笑い界はクレイジーキャッツ系がすごかったのね。
ジタバタ氏 テレビ界、映画界、芸能界を席巻したよ。ドリフはその弟子みたいなもんだからね。
オロオロさん 次、７位「アッと驚くタメ五郎〜」。
あたふた君 これは「巨泉前武ゲバゲバ90分」の中のハナ肇のギャグ。ハナ肇はクレイジーのリーダーだ。で、当時司会といえば大橋巨泉と前田武彦だったけど、ライバルだったこの二人がタッグを組んだから大変だ。すげー話題になった。番組はコントとギャグのオンパレード。平成になってこれに匹敵するのはねーだろ。
ジタバタ氏 わずかに「笑う犬の冒険」ぐらいかな。
オロオロさん あっ、それなら知ってる。ネプチューンとウッチャンナンチャンのタッグ。
ジタバタ氏 元オセロの中島知子も出てたな。
オロオロさん はい、８位は「あい〜ん」で、あたしでも知ってる志村けんさんのギャグ。９位は「当たり前田のクラッカー」。これは？
あたふた君 「てなもんや三度笠」のオープニングだよ。昭和30年代当時１番組１社の提供だったから出演者がコマーシャルをやるのがザラだったんだ。これで番組冒頭、藤田まこと扮する「あんかけの時次郎」に悪い奴らが襲いかかるが、やっつけてしまう。そこで出るセリフが「俺がこんなに強いのも当たり前田のクラッカー」って商品を突き出すポーズをするんだ。
ジタバタ氏 スポンサー・タイアップってーのかな、それは大村崑の「とんま天狗」でもあったな。♪姓はオロナイン、名は軟膏〜って。
オロオロさん へー！面白いのね。昭和って。
あたふた君 オロオロさん、昭和生まれだろ。
オロオロさん へっへっへーそのへんは秘密だけど、10位は「どうもスイマセン」。
あたふた君 これは先代林家三平の超有名なギャグ。だいたい三平はまともな落語やらずに高座では漫談というか、ギャグ落語というか、ダジャレ漫談というか、忙しい芸だったね。でも面白かった。爆笑芸だね。
ジタバタ氏 三平はアコーデオンの演奏者をバックに「よしこさ〜ん」ってのもあった。あと「お坊さんが二人歩いていて、これがホントの和尚がツー」なんてのもあったよ。
あたふた君 あと、昭和のギャグじゃ、トニー谷を忘れるな。
「さいざんす」とか「あなたのお名前なんてーの」とか。
ジタバタ氏 大橋巨泉の「うっしっしー」とか「ボイン」もあるぞ。
あたふた君 桂三枝の「いらっしゃ〜い」「オヨヨ」もあるぞ。
ジタバタ氏 ドリフのリーダーいかりや長介の「だめだこりゃ」。これはおまえに対してよく使うギャグだよ。
あたふた君 極めつけは青空球児好児の「ゲロゲ〜ロ」だろ！
ジタバタ氏 そりゃ圏外もいいとこだ。
オロオロさん ちなみに11位は「加トちゃん、ぺ」（加藤茶）、12位は「アジャパー」（伴淳三郎）でした。
【参考】ペケポン2014.7.25放送より（元はアサヒ芸能2013.5.13号）
スポンサーリンク
オロオロさん こないだTVの「ペケポン」（フジテレビ系金７）観てたら「昭和の国民的ギャグランキング」ってゆうのが出題されてたけど、あたし殆どわかんなかったの。解説してくれる？
あたふた君 あっそう、いいよ、って言いたいとこだけど、俺平成生まれだからなあ。
ジタバタ氏 うそつけ！充分昭和だろ！戦前だろ。
あたふた君 そんなこたねーけど、だいたいわかるかも。
オロオロさん まず、１位「ガチョーン」。
あたふた君 こりゃ、クレイジーキャッツの谷啓のギャグだよ。ナンセンス・ギャグで、都合悪くなると「ガチョーン」でごまかす。
オロオロさん ２位は「コマネチ」。
あたふた君 これはビートたけしの股が切れ上がってる格好をしながら言うギャグ。オリンピック体操のルーマニアのコマネチからとったんだよ。他に「アンドリアノフ」ってのもあった。これもオリンピック体操男子のロシアのアンドリアノフからとったんだけど、下ネタだな。
オロオロさん ３位は「しぇー」。
あたふた君 赤塚不二夫原作の『おそ松くん』に出てくるイヤミのギャグだな。これは大ヒットした。ギャグ漫画の天才・赤塚不二夫は他にもたくさん、ギャグをヒットさせたね。
ジタバタ氏 「これでいいのだ」「ニャロメ〜」
オロオロさん あっ、それ知ってる。次は４位で「オヨビでない」
あたふた君 これはクレイジーキャッツの植木等のギャグだね。まったく関係ないところへ関係ない男が出てきて関係ない話をして、「およびでない？こりゃまた失礼いたしました！」って帰っていって、残された者はひっくり返る……面白かったなあ！
ジタバタ氏 日曜夜にやってた「シャボン玉ホリデイ」の１コーナーだった。
オロオロさん 次は５位、これはあたしも知ってる「ちょっとだけヨ〜」。ドリフの加藤茶のギャグよね。あたしも小さい頃観てたわ。
ジタバタ氏 「８時だよ、全員集合！」だな。
オロオロさん ６位は「しらけ鳥飛んでいく〜」。
あたふた君 小松政夫だな。♪しらけ鳥飛んでいく〜南の空へ〜みじめみじめ、って続くんだ。
ジタバタ氏 「見ごろ!食べごろ!笑いごろ!」って番組だよな。小松政夫はすごいぞ。作り出したギャグは86個だと。「わたし、やめさせていただきます」とか、「おせーて、おせーて」「小松の親分さん」」「表彰状、あんたはえらい！」とか、きりがねーよ。
あたふた君 伊東四朗と一緒にやった「電線音頭」も流行ったな。この小松政夫は植木等の付け人だったんだよな。
オロオロさん へー！昭和のお笑い界はクレイジーキャッツ系がすごかったのね。
ジタバタ氏 テレビ界、映画界、芸能界を席巻したよ。ドリフはその弟子みたいなもんだからね。
オロオロさん 次、７位「アッと驚くタメ五郎〜」。
あたふた君 これは「巨泉前武ゲバゲバ90分」の中のハナ肇のギャグ。ハナ肇はクレイジーのリーダーだ。で、当時司会といえば大橋巨泉と前田武彦だったけど、ライバルだったこの二人がタッグを組んだから大変だ。すげー話題になった。番組はコントとギャグのオンパレード。平成になってこれに匹敵するのはねーだろ。
ジタバタ氏 わずかに「笑う犬の冒険」ぐらいかな。
オロオロさん あっ、それなら知ってる。ネプチューンとウッチャンナンチャンのタッグ。
ジタバタ氏 元オセロの中島知子も出てたな。
オロオロさん はい、８位は「あい〜ん」で、あたしでも知ってる志村けんさんのギャグ。９位は「当たり前田のクラッカー」。これは？
あたふた君 「てなもんや三度笠」のオープニングだよ。昭和30年代当時１番組１社の提供だったから出演者がコマーシャルをやるのがザラだったんだ。これで番組冒頭、藤田まこと扮する「あんかけの時次郎」に悪い奴らが襲いかかるが、やっつけてしまう。そこで出るセリフが「俺がこんなに強いのも当たり前田のクラッカー」って商品を突き出すポーズをするんだ。
ジタバタ氏 スポンサー・タイアップってーのかな、それは大村崑の「とんま天狗」でもあったな。♪姓はオロナイン、名は軟膏〜って。
オロオロさん へー！面白いのね。昭和って。
あたふた君 オロオロさん、昭和生まれだろ。
オロオロさん へっへっへーそのへんは秘密だけど、10位は「どうもスイマセン」。
あたふた君 これは先代林家三平の超有名なギャグ。だいたい三平はまともな落語やらずに高座では漫談というか、ギャグ落語というか、ダジャレ漫談というか、忙しい芸だったね。でも面白かった。爆笑芸だね。
ジタバタ氏 三平はアコーデオンの演奏者をバックに「よしこさ〜ん」ってのもあった。あと「お坊さんが二人歩いていて、これがホントの和尚がツー」なんてのもあったよ。
あたふた君 あと、昭和のギャグじゃ、トニー谷を忘れるな。
「さいざんす」とか「あなたのお名前なんてーの」とか。
ジタバタ氏 大橋巨泉の「うっしっしー」とか「ボイン」もあるぞ。
あたふた君 桂三枝の「いらっしゃ〜い」「オヨヨ」もあるぞ。
ジタバタ氏 ドリフのリーダーいかりや長介の「だめだこりゃ」。これはおまえに対してよく使うギャグだよ。
あたふた君 極めつけは青空球児好児の「ゲロゲ〜ロ」だろ！
ジタバタ氏 そりゃ圏外もいいとこだ。
オロオロさん ちなみに11位は「加トちゃん、ぺ」（加藤茶）、12位は「アジャパー」（伴淳三郎）でした。
【参考】ペケポン2014.7.25放送より（元はアサヒ芸能2013.5.13号）
スポンサーリンク
コメント 0