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【魔のバミューダ海域】船舶や飛行機が次々に行方不明になった謎が解けた!? [超常現象]

不思議な失踪はなかった?

あたふた君 大変だ、大変だ、大変だー!
そわそわさん なになに?今度はどこにUFOが現れたの?
あたふた君 UFOでもUMAでもない、地球上で大変なことが起こってるんだ!
オロオロさん それってこないだも言ってたでしょ!「UFOは地球の鉱石を求めて飛来してくる」とかなんとか…
あたふた君 今度はすごいぞ。魔のバミューダ海域の話しだぞ!これがその海域図だ↓

バミューダ海域図.jpg

ジタバタ氏 バミューダ海域って飛行機が次々に行方不明になってるやつか?
あたふた君 そうなんです、川崎さん。
ジタバタ氏 だからそのギャグ知ってるヤツいねえって!
そわそわさん それって有名な話しよね。宇宙人に拉致されたんじゃないかとか、
オロオロさん 何言ってるの!バミューダ・トライアングルの謎はもう解決ずみでしょ。
そわそわさん えっ!?そうなの?
ジタバタ氏 オロちゃんも宇宙人説か?
オロオロさん 違うわよ。大半は気象現象が原因だわよ。
そわそわさん というと?
オロオロさん 「魔のバミューダ海域」と呼ばれるバミューダトライアングルでは、1872年のメアリー・セレスト号事件に始まり、1881年のイギリス船エレン・オースティン号事件、1945年12月5日に起きた第19飛行編隊消失事件つまりアメリカ海軍のアヴェンジャー雷撃機5機が訓練飛行中に消息を絶った事件ね、その他いろいろと伝わる事件をローレンス・D・クシュというアリゾナ州立大学の司書が調べたのよ。これ今ネットで見てるんだけど。
ジタバタ氏 調べたらどうなった?
オロオロさん 「調べた事件の1/4はバミューダ・トライアングルで起こったものではありませんでした(笑)。また、事件(?)が起きたのは時化(しけ)、荒天の日など、そりゃ遭難するだろという天候の日だということがわかりました。つまり、不可思議な消失などというものは全くありませんでした。ヒドイ例では、消えたとされているヨットが消えていないことがわかったり。ローレンスさんは、消失したとされるヨットマンと電話で話したりしています(笑)」と『Myナビニュース』「世界のガッカリする話 バミューダ・トライアングル編」に出てるわよ。
そわそわさん う〜ん、まさにガッカリ。
ジタバタ氏 じゃあ、あたふた、この話はなかったことでいいな。
あたふた君 ちょっと待っておくんなせい。オレが言いたいのは、バミューダ海域に起こる不思議な現象のことなんだよ。
オロオロさん だからそれはクシュ氏に否定されたでしょ。
あたふた君 クシュンッ!
そわそわさん あのねえ…
あたふた君 これは日本テレビ系の「トリックハンター」って番組でやってた(2015年8月5日放送)ことなんだけど、バミューダ海域ではこれまで70機以上の航空機、100隻以上の船舶が何の痕跡も残さず消息不明になってるんだ。
ジタバタ氏 さっきオロちゃんは消失はなかったって調査結果を言ったぞ。
オロオロさん 克明に調べたら天候による遭難がほとんどだったってことよ。
あたふた君 ところが晴天の日に消息不明になってる例が多いんだ。番組によるとある海軍のパイロットは、この海域上空を飛んでたら突然計器類が誤作動し出したって言うんだ。
そわそわさん へー!?
ジタバタ氏 あたふたの頭もよく誤作動するな。
あたふた君 このパイロットは奇跡的に生還したが、大部分は消息不明の直前にコンパスや計器が狂うんだと。
そわそわさん 強い電波に当てられたんじゃないかしら?UFOが発する。
オロオロさん そわちゃんはやっぱりUFOにいきたいみたいね。
あたふた君 で、科学研究者のジャッド博士によると、「バミューダ海域の失踪事件の犯人は、海底に埋まっていたある物体だ」ってんだ、お立ち会い!
ジタバタ氏 テキ屋じゃねーんだから!
そわそわさん 物体ってなんだろう?
オロオロさん 遊星からの物体X!(笑)
あたふた君 これはね、メタンハイドレートという物体なんだ、これが。
ジタバタ氏 もったいぶって。これシャレだぞ。
オロオロさん 笑えない。
あたふた君 メタンハイドレートとは、植物や微生物から発生したメタンガスが水圧で固まったもので、別名「燃える氷」。次世代資源として期待されてて日本近海の海底にも多く存在してるんだとか。
そわそわさん メタンハイドレート!
オロオロさん で、その物質がどうゆう作用するのよ?
あたふた君 このメタンハイドレートは、大規模な地滑りや地震が起こると一気にメタンガスが発生するんだ。番組ではミシガン大学で行った実験を映してたんだが、水槽でメタンガスを発生させ、その上に船を走らせたらどうなるかの実験なんだ。
そわそわさん ふむふむ、それで?
あたふた君 この船の模型は、USSサイクロプス号といって、1918年バミューダ海域で船員乗客300人が消息不明になった船の50分の1の模型なんだ!
オロオロさん へー!本格的な実験なのね。
ジタバタ氏 実験結果はわかってるよ。沈むんだろ。
あたふた君 先に言うなよ!それで船は気泡発生の直撃を受けたら、あっという間に水中に姿を消してしまったんだ!
そわそわさん えっ!?一瞬で!?
あたふた君 そう!実験結果はガスが船を包むと船体が少し沈み浮力がなくなり、そうなると短時間で沈没する、ってことがわかったんだ。
ジタバタ氏 すると、「魔のバミューダ海域」はあったんだな。
そわそわさん その伝説そのものは否定できないわけね。
オロオロさん う〜ん、尾ひれが付いたり、大袈裟に語られたりしたことはあったけど、謎の失踪はあったのね。
あたふた君 そりゃそうだよ、そのクシュさんを呼んで来い!
オロオロさん クシュさんは「不可思議な消失などというものは全くありませんでした」って本で書いたんだけど(『魔の三角海域 その伝説の謎を解く』角川書店/1975年刊行)もっと深掘りが必要だったわね。
あたふた君 で、今度は航空機なんだけど、メタンハイドレートは海面に上がると空中に飛び出し上昇する。これについてもアメリカで実験を行っている。高度300mでメタンガスの中に航空機を突入させるというシミュレーション実験なんだけど、その結果、高度計は600mを指したというんだ。
そわそわさん えっ!じゃあ…
あたふた君 そう、そうなるとパイロットは計器を信じ高度を300mに下げる。すると、実際は300m高度を落とすってことは0mに落とすことだから、
オロオロさん 海面に墜落したのね!
あたふた君 高度計ってのは、外の気圧を測定して高度を計算して出してるんだが、メタンガスの比重は空気の約半分なんだって。これで飛行機がメタンガスの中に入ると、気圧が変わり計器が高度を勘違いしてしまうんだ。
ジタバタ氏 つまり魔のバミューダ海域の謎の失踪事件はメタンガスが犯人だったわけか!?
そわそわさん う〜ん、こうあっさり解明されちゃうと、謎のロマンがなくなっちゃうわね。
オロオロさん たしかにクシュ説では晴天の日の消失は説明できないけど、今の説だとわかるわね。
あたふた君 しかし、これでも全容解明されたわけじゃないから、謎は続くと言った方がいいかも。
ジタバタ氏 みんな、ゲップには気をつけよう。メタンが発生するから。


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